日本人のアラキドン酸摂取量は増加傾向

よく不足が懸念されている「アラキドン酸」ですが、本当に私たち日本人はアラキドン酸の摂取が不足しているのでしょうか。
元々私たち日本人の食事は和食だったため、豆腐や野菜、そして魚が多い食卓でした。
日本は海に囲まれているため、豊富な魚資源が昔からあったためです。
日本で肉が一般庶民にも食されるようになったのは明治期以降です。

そして、肉が安定した価格で手に入るようになったのは第2次世界大戦後です。
畜産業の発達と輸入食材によって、今や外食でも家庭でも広く肉が食されるようになりました。
元々魚でアラキドン酸を摂取していた私たちは、肉類も食べることにより増加傾向です。
不足の懸念は無くなっているのです。

でもどうして安定してアラキドン酸を摂取しているにも関わらず、不足を懸念する声があるのでしょうか。
それは乳幼児の摂取が不足しがちだからです。
乳幼児の脳の成長や精神の発達にアラキドン酸が不可欠です。

しかし、乳幼児は肉も魚もまだ十分には食せません。
そこで、育児を担う家庭で、不足しないようにアラキドン酸を与える必要があります。
その方法は母乳や粉ミルクです
離乳食期以降は、レバーのペーストなども食べられるようになりますので、不足気味な乳幼児に与えてあげましょう。